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カイロプラクティックではアジャストメントをより有効とするために、レントゲン分析を用いることが有ります。
あらかじめ正常な脊柱を知っておくことは、カイロの施術を受けることは勿論のこと、お医者さんでレントゲン写真の説明を受ける際にも役立ちます。

背骨を真横から見た画像です。
背骨の前後の凹凸のことを、生理的彎曲と言います。
画像内にあるとうり、決まった角度で彎曲していることが重要です。
頚椎@は前方へ17度で凸。胸椎Aは後方へ頚椎と腰椎の角度を合わせた分に凸。腰椎Bは前方へ19度で凸。仙骨Cは後方へ凸。
そして生理彎曲の角度のベースとなる、腰仙部Dは前方へ50度の角度を持ちます。
@〜Dまでの角度が、プラスマイナス五度以内に収まっているものが、正常な脊椎と言えます。

背骨を正面から見たところです。

画像をクリックすると大きくなります。

骨盤が水平@ABであるのに対して、脊柱は地面に垂直Cでなければなりません。
脊柱が垂直ではなく、Sの字に彎曲したものを側彎症と言います。
骨盤腔や閉鎖孔がハートとアーモンドの形に見えるときが、骨盤の正常な状態です。