<ちょっとだけれど大切なミネラル、結構身近なものに含まれていますよ〜〜>
ミネラルを多く含む食べ物にはいろいろと有りますが、代表的なものをいくつかあげてみましょう。
小魚や乳製品のカルシウム。 小松菜やヒジキ、切干大根の鉄分などは有名ですね。 カキの亜鉛、りんごやジャガイモ、バナナのカリウムなどもよくしれていますね。 マグネシウムとなるとちょっと難しいかな。納豆、柿などです。
この他様々なミネラルをバランス良く含んでいるものにビール酵母が有ります。 ちょっと意外なところではココアパウダー、抹茶などですね。
さてというわけで、今回のお料理は<カレー>です。 どうしてカレーかといいますと、実はカレー粉のスパイスに使われているターメリックは ビール酵母に匹敵するほど、様々なミネラルを含んでいるのです。 今回はちょっと本格的に行きましょう。
<柴田カイロ謹製チキンカリー>
材料 四人分。
骨付き鶏モモ肉四本。玉ねぎ二個。ココナッツミルク(パウダーの物で大さじ3〜4)。 トマトピューレ大さじ五杯。 ヨーグルト1/3カップ。塩こさじ三から四杯。サラダ油おたま一杯。水カップ1〜2。
<香辛料>
-A- ホール(スティックなどの原型も含む)のもの ブラックペッパー、クローブ、シナモン、コリアンダー、クミン、オールスパイス、フェネ具リーク
-B- リーフやサヤのもの ベイリーブス(月桂樹の葉)五枚、さやのままの唐辛子五本
-C- パウダーのもの ターメリックこさじ三杯、チリペッパー、カルダモン、クミン、クローブ、 セージ、ナツメッグ、フェンネル、フェネグリーク、ブラックペッパー、カイエンペッパー
-D- GアンドG(生姜とニンニク)その他
にんにく二かけ、生姜はにんにくと同量、粒いりマスタード小さじ一杯。 量の指示の無いものは、小さじ五分の一程度。粒のものは五、六粒。クミン、クローブは多めにします。
(注) -C-のスパイスは、仕上げにガラムマサラ代わりに使いますので、少量だけ別にとって
置きます。
こんなにスパイスなんか無いわい。というあなたは、とりあえずホールのものと、リーフのものだけ揃えたら、パウダーはカレー粉で代用しましょう。 またデパートやスーパーなどにスパイスをセットにしたものが多数出回っています。カレーブックなどですね。初心者はこちらの方がおすすめかも?
『調理開始!』
まず鍋に油とAのスパイスを入れて中火にかけます。シナモンスティックは砕いていれて下さい。 スパイスがぱちぱちとはねてきたら、Bのスパイスを入れます。 唐辛子の色が鮮やかな赤に変わったら、火を弱めてCとDのスパイスを入れます。 香りが強くなったら、玉ねぎのスライスを入れます。 すいません、玉ねぎはあらかじめスライスしておいて下さい。にんにくと生姜は粗微塵切りです。 玉ねぎがしんなりと透き通ってきたらトマトピューレを入れます。 トマトの酸味が飛んだら、ココナッツミルクと水と鶏のぶつ切りを入れます。 鶏はあらかじめ出刃包丁でぶつ切りにしておいて下さい。 水炊き用にスーパーで売っているものでも良いと思います。 アクと油を丁寧にとり、気になら無くなったら、塩を入れます。 塩は最初少な目に入れて調整して下さい。 途中水分が少なくなったら、あまりじゃぶじゃぶにならない程度に水を加えます。 肉が骨からホロリと外れるように成ったら、ヨーグルトを入れ、塩加減を整えて仕上げます。 別にとっておいたCのスパイスを加えて出来上がりです。
チリや生姜、ペッパー類の作用で新陳代謝が活発になり、その他のスパイスの薬効成分によっても 体に大変良い食べ物です。 鶏のコラーゲンも摂れますしね。 思ったほど難しくありませんよ。辛さを押さえてシーフードカレーとかいろいろ応用も出来ます。 チャレンジしてみて下さい。
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